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熱気球とは

熱気球は、熱い空気は周りの空気より軽いという原理で飛びます。
なかなか通常の生活では感じないことですが、上空の風は高さによって、強さも方向も違います。

気球には舵はありません、気球内の温度を調整して上下し
高さで違う風に乗り方向を決めます。

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バーナーで熱した熱い空気は、球皮内にたまり浮力となります。
熱気を急に放出したいときパラシュート(リップパネル)をリップラインを引いて開きます。(バーナーを焚かなければ自然に冷えて自然降下します。)

バスケットに乗員とシリンダー(プロパンガスボンベ)が乗ります。
燃料は家庭のガスと同じプロパンを使用しています。が、家庭では気体で使用いますが、気球は液のプロパンをコイルで熱して、爆発的に燃焼させて高カロリーで気球を浮かせます。

20kgのプロパンを20~30分で使用します。

球皮の大きさで釣り上げる重量が異なります。

何人ぐらい乗れるか?
目安ですが、(新品に近い状態で)
1600m3 で大人2人ぐらい
1900m3 で大人3人ぐらい
2200m3 で大人4人ぐらい
2500m3 で大人5人ぐらい
3000m3 で大人6人ぐらい
です。
また、ロゴや絵がかいてあるものは、重いので乗員数が減ります。

球皮は大変面積が大きいので、風を受けると、人間の力では押さえることができません
また、濡れると気密性コーティングが剥がれたりするので、雨にも弱い。

したがって、天気の良い風の穏やかな日に飛ぶとゆうことになります。

係留も風があると非常に危険になるので、風が出るとすぐ中止となります。

球皮は風を受けると1トン以上の力がかかることもあり、人間の力では抑えることは出来ません。

また、球皮は薄いナイロンやテトロンでできていて大きなテンションがかかっているので、少しでも破けると一気に大きな亀裂になる危険があります。